古くから親しまれた名水
元和6年徳川幕府が一国一城制を敷き、佐竹南家が現在の市役所のある場所に館を建てたときから佐竹南家の御膳水として明治25年ごろまで使用され、近所の人たちが昼食や休憩のときにのどを潤したり、この清水のお茶は特別にうまいといって飲まれていましたが、だれということなく、この水を飲むと力が出るというようになり、その後、力水の石碑が建てられました。
「名水100選」に選ばれた力水
昭和60年7月、環境庁の日本名水100選に選ばれたほか、平成2年には建設省の手づくり郷土(ふるさと)賞30選に選ばれました。現在も水をくみに訪れる人が絶えません。中性・軟水でのど越しよく、コーヒーを淹れるために愛用されている方も。
湯沢城址を散策して、帰りにのどを潤すのにぴったりです。