賀川玄廸
賀川玄廸(かがわげんてき)は1739年、ここ横堀に医師・岡本玄適の長男として生まれました。
20歳の時に京都賀川流産科の賀川玄悦に入門し、後に玄悦の娘婿となり2代目賀川流を継ぎました。
当時、賀川流産科は世界の先端を行く産科の書として、シーボルトによってヨーロッパ諸国に紹介されました。
菅八
横堀は昔から、役内川のきれいな水を利用した鯉の養殖が盛んでした。
当時は養蚕が盛んで、蚕のサナギを飼料とした鯉は「横堀鯉」の名で広く宣伝されました。
最盛期には数十軒の鯉の養殖を行う家があったと言われています。
茶屋っこ
この茶屋っこ清水は、東山に降った雪や雨が地下に染み込み、長い年月をかけて湧き出した清水です。
昔この場所に茶屋が建っており、有屋峠を越えてきた旅人にこの清水を沸かしてお茶を出していたと言われています。
おしら様
この地区では白山神社をおしら様と呼んでき事から「おしら様の枝垂れ桜」と言われております。
平成19年に湯沢市の天然記念物に指定されており、樹齢は約200年です。
赤塚神社
赤塚神社境内には暦応元年碑があります。
この板碑は上部に釈迦如来が刻まれ、文字の下に銘文がありますが、風化が進み判読が困難です。
南北朝時代の北朝の年号である暦応元年(1338年)の年号が刻まれております。
平成12年に湯沢市の指定文化財に指定されております。
桜並木
国道108号線沿いの桜並木は、万石橋から寺沢橋まで3.3キロあります。
この桜並木は昭和10年、寺沢地区青年団により新道完成記念に植えられました。
昭和22年の大水害で道路が決壊した際、この桜の木を切り倒して水を食い止めたと言われております。